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最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇
¥2,420
逸脱こそ王道! J・ディラ、RZA、カニエ・ウェストほか ヒップホップの偉人から考える「新しい」の創り方 ■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。 ■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ! ■ゲンロンカフェで行われたトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。 ■豪華鼎談ゲスト:さやわか、菊地成孔、後藤護、Illicit Tsuboi
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ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド
¥2,420
癒し(ヒーリング)系だけじゃない! 70年代のルーツから、2次元イメージ・アルバム、自主盤、俗流アンビエントまで。 世界的なニューエイジ・リバイバルを読み解く決定版。 「ニューエイジ」を切り口に、 久石譲、細野晴臣の諸作から、 健康雑誌の付録に少女漫画のサントラといった語られなかった音盤までを紹介した、 画期的なディスクガイド。 インタヴュー:細野晴臣×岡田拓郎、尾島由郎 × Visible Cloaks、Chee Shimizu×Dubby コラム:持田保(『INDUSTRIAL MUSIC』)、江村幸紀(EM Records)、ばるぼら、柴崎祐二、糸田屯、TOMC、動物豆知識bot <おもな内容> 世界のニューエイジ(1975 - 2009) 日本のニューエイジ(1975 - 2009) テン年代のニューエイジ(2010 - ) ルーツ・オブ・ニューエイジ( - 1974) 俗流アンビエント 森とニューエイジ アニメ・サントラ / イメージ・アルバム 環境音楽のキーパーソン・細野晴臣インタビュー 聞き手:岡田拓郎 尾島由郎とスペンサー・ドラン(Visible Cloaks)が明かす、ニューエイジ・ミュージック・リバイバルの源泉 聞き手:とがのき一徳 Chee Shimizu×Dubby 対談~バレアリック・ハウスはニューエイジを発見する 聞き手:河村祐介 「ニューエイジ」・ミュージックの始祖を探して――江村幸紀 ニューエイジとは何か? その歴史と概要、そして音楽――持田保 電子音楽とヒーリングミュージック――柴崎祐二 ゲーム音楽と環境音楽、その交差点――糸田屯 「チル」と「ニューエイジ」の距離 オルタナティブR&B勃興とニューエイジ/アンビエント再評価の底流――TOMC かくしてクラブ・シーンはニューエイジを再発見した――動物豆知識bot ニューエイジ用語事典――ばるぼら
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ディアンジェロ《ヴードゥー》がかけたグルーヴの呪文
¥1,980
耳に取り憑く、呪術的グルーヴの快楽(エクスタシー)に溺れる。 ブラック・フェミニストの著者が現代の視点から読み解く、R&Bの金字塔。 ■幼少期に教会で歌ったゴスペル・ミュージックからの影響など、ディアンジェロのルーツを探る。 ■エレクトリック・レディ・スタジオでの音楽的実験とソウルクエリアンズ。 ■「Untitled (How Does It Feel)」の突然の幕引きが意味するものとは? ■男性原理にスポットライトを奪われた、『Voodoo』陰の立役者。 ■「セックス・シンボル」として祭り上げられることの代償。 ■『Voodoo』だけでなく、デビュー・アルバム『Brown Sugar』や最新作『Black Messiah』も考察。 ■日本語版には、1995年のディアンジェロ来日に同行した訳者・押野素子のあとがきと木津毅による解説を収録。
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ビル・エヴァンスと過ごした最期の18か月
¥2,530
ビル・エヴァンス最期の恋人が綴る、 ジャズと薬と性と愛、そして死。 “時間をかけた自殺”とも評された最晩年の記録。 1979年4月、薬物が原因で妻ネネットと別居中だったビルとの出会いによって、ローリーの人生が大きく変わり始める――。 著者は、ビル・エヴァンス生誕90周年記念公開作『タイムリメンバード』にも登場したローリー・ヴァホーマン。 70年代末のジャズシーンを背景に、憧れの地ニューヨークでの挫折、ビル・エヴァンスと交わした愛、希代のジャズピアニストが生涯にわたり苦しみ続けたドラッグとの関わり、正妻との対面、そしてビルが息を引き取る瞬間までを赤裸々に綴る。 ビル直筆のラヴレター(翻訳付き)、ローリーに捧げて書かれた曲の楽譜、イラスト、写真など本邦初公開となる図版も多数収録。
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澤野工房物語
¥2,750
下駄屋が始めたジャズ・レーベル!? 「広告なし、ストリーミングなし、ベスト盤なし。」 そんな破天荒なやり方で、 世界中で愛されるインディ・ジャズ・レーベルを 20 年運営し続けられる理由とは……!? 浪速の新世界、通天閣のお膝元にある老舗下駄屋の四代目店主。 趣味が高じて始めたジャズレーベルが、世界のジャズ・ファンに愛されるまで。 「これからの時代、最大公約数的な商品ってあり得ないと思うんです。 みんながみんな同じ方向を向くことは絶対ないのだから、 こちらを向いてくれる人にだけはきっちり届けなければいけない。 うちにしかない商品を提供し続けなければいけない。」──本文より